【ベントタ】バワが長年手をかけ続けた別荘ルヌガンガ(Lunuganga)

ジェフェリーバワ
綺麗に整備された芝生の上に佇む別荘の建物

コロンボから南へ車で2時間弱、ベントタと呼ばれる地域はジェフェリーバワのゆかりの建築がたくさんあります。
今回は、その中でも有名なバワの別荘であるルヌガンガ(Lunuganga)をご紹介。(2021年12月訪問)

  • かなり細い山道を越えていく必要があるかなりの秘境。慣れているドライバーがいると心強い。
  • 見学には予約が必須。見学はスタッフによるツアーで1時間程度。
  • 料金は1人Rs.2,000(2021年12月現在)

目次

ルヌガンガについて

ルヌガンガはジェフェリーバワの別荘。
別荘といいつつもとても広大な敷地であり、40年にわたりバワはこの別荘に手を入れ続けたそう。
現在はホテルになっていますが、宿泊客ではなくとも見学することが可能です。
ただし、ツアーは毎日11:00と14:00の2回のみと時間が決まっており、人数制限もあるので早めの予約がおすすめです。2021年12月現在、ツアー料金は1人Rs.2,000でした。

ルヌガンガツアー

まずルヌガンガの入口はこんな感じ。この入口に辿り着くまでも、かなり細い山道を走ってくるので、本当にここにバワの別荘があるのか?と疑問に思うほどでした。

ツアー開始時間である11時の数分前になってようやく門が開けられ、守衛のいる建物から中に入ることができます。ここで予約の名前を確認されました。

入口の守衛の建物。

そしてここから山道を数分上ると、別荘の建物が見えてきました。

ルヌガンガの入口

この左の方に窓口があり、そこでまずはツアー料金を支払います。

私達が訪れたときは20~30人ほどいたので、2グループに分かれてのツアーとなりました。スタッフが丁寧に英語で説明してくれます。

まずはバワの別荘建物内。

床は白と黒のタイルで、色んなバワの制作物が置かれていました。

バワの仕事机だそう。

ヘリタンス・アフンガッラにもある、バワがデザインしたカップル用の椅子。

そして外に出て、広大な庭を歩きます。

庭が広大なので、バワは庭の至るところに、一つ一つ違う音色の鐘を置き、使用人を呼ぶために鐘を鳴らしていたそうです。

使用人を呼ぶための鐘の一つ。

日本の偉大な建築家である隈研吾氏も、バワを敬愛していることで有名ですが、この庭園には隈研吾の作品が2点ありました。

隈研吾の作品① 木に吊るされて円状に並んだ風鈴(?)

隈研吾の作品② おそらく完成当時は金網にびっしりと張り付いている蔦に花が咲いていて綺麗だったのでしょう。今は枯れていて残念・・・。

この壁と屋根のある場所は、バワが瞑想のために造ったそう。

池の真ん中の細い道は、腕時計(時計+ベルト)を模してつくられたのだとか。

腕時計を模した道。真ん中の時計から前後にベルトが伸びているイメージです。

真ん中の時計部分には日時計があり、これで時間を確認していたそうです。

日時計

庭の先には湖が広がっており、バワはボートに乗って湖も楽しんでいたそうです。

バワがボートで楽しんだ湖。

この他にも、ツアー中にはたくさん説明してくれたのですが、すべては載せきれないので最後に少しだけ写真を載せて終わりにします。

逆側も芝生が続いており、開放感あっていい眺めです。

こんな風車みたいな建物もありました。

池に咲いていた花。

壺と建物。

小さな仏像(?)

隅にひっそりあるテーブル。

湖の良い眺め。

ルヌガンガのアクセス

ルヌガンガはコロンボから南に車で2時間弱のベントタという地域に位置しています。
海から少し離れており、道中も細い山道をたくさん通るので、運転に慣れているドライバーが必須。

以上、バワの別荘ルヌガンガのご紹介でした。建築に疎い私はあまり細かい説明ができませんでしたが、バワ好きの人にはたまらない場所なのだと思います。

(おしまい。)

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