今回は、ヌワラエリヤ中心部にある、老舗高級ホテル「Grand Hotel」をご紹介します。(2022年1月訪問)
- イギリスの植民地だった時に建てられた、約200年の歴史ある建物。
- ヌワラエリヤ中心市街地は徒歩圏内!
- テラスのあるオープンカフェで楽しめるハイティー(アフタヌーンティー)あり!予約しておくと安心。
- ヌワラエリヤは山道が多く、地図で見るより遠いので注意。コロンボから7時間はかかります。
目次
Grand Hotelとは?
今から約200年前の1828年、イギリスのエドワーズ・バーンズ卿が別荘として建設したのがこの建物。その後も他のイギリス人の手に渡り別荘としてやゲストハウスとして使用され続けたようですが、1891年にスリランカの企業が買収し、Grand Hotelが誕生しました。イギリスのエリザベス女王や日本の昭和天皇もこのホテルに滞在したことがあります。
非常に歴史のある建物ですが、建物の中はよく手入れされていて、気品あふれる雰囲気です。
Grand Hotelのホームページはこちら。
Grand Hotelの雰囲気
外観
Grand Hotelはヌワラエリヤの街の中心近くに立地していますが、大通りから1本中に入ったところ(しかもその道の名前は「Grand Hotel Road」)なので、静かな雰囲気。
入口すぐの庭園もとても綺麗です。
このGrand Hotelは建物の周りを庭園で囲まれており、歩いて庭園を散策することもできます。
内装
建物入口はこんな感じ。
入ってすぐには広いロビーがあり、チェックイン時には紅茶を出してくれました。
この雰囲気の中だと、ただ座って紅茶を飲むだけで、ものすごい贅沢なことをしているように感じます。
ロビーとは別の場所にも、このような広い談話スペースがありました。
建物内にはジムやプールも完備。特にプールは屋内プールで、寒いヌワラエリヤ(といっても気温は10~20度くらいですが)でも気持ちよく泳ぐことができます。
客室
私たちが泊まった客室はこんな感じ。
洗面台は大理石でできているみたい。
ただし問題はシャワーで、浴槽がついているのは良いのですが、古いからか水圧がものすごく低い。もしかしたらこの部屋だけだったのかもしれませんが、これはストレスでした・・・。
カフェ①ーDilmah t-Loungeとハイティー
建物入口のすぐ近くはオープンカフェになっており、有名なセイロンティーブランド、Dilmahが運営しています。
この「t-Lounge」はコロンボにもいくつか店舗があり、こちらでも1店舗紹介していますので参考まで。
そしてここではハイティーが楽しめます。メニューにはハイティーの種類がたくさんありましたが、どうやら毎日1種類しか出していないようです。
中にCelebration(セレブレーション)ハイティーというメニューがあり、通常のハイティーよりRs.1500ほど高かったのですが、これはスパークリングワインがついているかどうかだけの違いだそう。
※ハイティーメニューはこちら。
https://thegrandhotelnuwaraeliya.com/wp-content/uploads/2021/10/Tea-lounge-High-tea-Menu.pdf
あまりお酒を飲まない私達は普通のハイティーを注文しました。
事前に宿泊予約した際、ハイティーはセレブレーションハイティーの場合のみ予約必須と言われていましたが、宿泊客以外も訪れることができるカフェで、数にも限りがあるはずなので、予約しておくと安心です。
カフェ②ーCoffee Bar
そしてGrand Hotelにはもう一つのカフェがあります。
ホテルの建物から少し外を歩き、ホテル敷地の入口近くにある小さな建物。「Coffee Bar」というカフェで、こちらではコーヒーを中心としたメニューが提供されています。
Grand Hotelの食事
私たちは食事付きのプランで予約していたので、すべて食事はビュッフェでした。
ホテル内のはインド料理レストランやタイ料理レストランなど、レストランもたくさんありました。食事はプランに含めずに、レストランで好きなものを頼むのもありだと思います。
Grand Hotelのアクセス
Grand Hotelはヌワラエリヤ中心部から歩いて5分くらい。気軽に散策に行けるのが良いですね。
ただヌワラエリヤがコロンボから車で7~8時間かかるので、到着したときはかなりヘトヘトでしょう・・・。
山道で酔いやすいので休憩多めが良いと思いますし、時間には余裕を持って訪れることがおすすめです。
(おしまい。)
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