【ベントタ】 ジェフェリーバワの兄、ベヴィスバワのこだわりの邸宅 ブリーフガーデン(Brief Garden)

ジェフェリーバワ

今回はジェフェリーバワ建築がたくさん見られる街ベントタ近くにある、ジェフェリーの兄であるベヴィス(Bevis)バワの邸宅、ブリーフガーデンをご紹介。(2021年12月訪問)

  • ブリーフガーデンはジェフェリーバワの兄、ベヴィスバワの邸宅。
  • ガイドがいないので事前によく調べてから訪れた方が楽しめる。
  • 入場料はRs.2,000。営業時間内であればいつでも訪問OK。
  • かなり独特な作品が多いので好みはわかれそう・・・。

目次

ブリーフガーデンについて

ブリーフガーデンは、ジェフェリーバワの兄、ベヴィスバワの邸宅。
ベヴィスもジェフェリーと同じように自然を大事にしており、広大な庭で緑あふれる敷地です。

ルヌガンガ程の知名度は高くなく、場所も非常にわかりにくいので、行く時は事前にドライバーと場所をしっかり確認しておきましょう。

ブリーフガーデンの雰囲気

まず、ブリーフガーデンに辿り着く前に、独特なオブジェが現れ、これのおかげで道が間違っていないことがわかります。

奇妙なオブジェ

そして道路の行き止まりが入口。入り口には鍵のかかった門と建物があります。
看板や案内がほとんどなくてどうすればよいか困っていたら、建物の中からスタッフが出てきて、入場料Rs.2,000を支払うとスタッフが門の鍵を開けて中に入れてくれました。

一応、ここがブリーフガーデンであることがわかる看板はありました。

ただ、門の先はうっそうと茂る林に続いていく細い道で、本当に戻って来れるのかちょっと不安。

門を抜けるとこんな感じの道が続きます。

ここは特にガイドもなく、ひたすらにこの道を進むだけ。
ベヴィスバワも自然をこよなく愛していたんだなというのが感じられます。

階段のようになっている池

上から見た階段池。

林の中に卓球台もありました。卓球が好きだったんですかね・・・。

階段の下にはきれいなレリーフが。

なんと日本庭園を模したエリアもありました。

こちらは馬の石像。

林のようになっている庭を抜けると、最後にベヴィスバワの邸宅にたどり着きます。
この建物内のみ、スタッフの方が気を利かせて色々紹介してくれました。

ベヴィスバワの邸宅

邸宅内

ここは図書室だったそう。

ブーゲンビリアがきれいでした。

この青い扉はトイレ。ファンタジー映画に出てきそうです。

トイレの建物。

トイレの隣の円形の門

ここはシャワー室があったとか。
ここもまた独特な顔が彫られています。

独特な顔に見つめられているシャワー室

外に面する廊下にもうっそうと植物が茂っています。

ベヴィスはブラックリリーが好きだったそうです。ちょうど咲いているところを見ることができました。
ただ、黒すぎて、言われないとこれが咲いている状態だとわかりませんでした。

ブラックリリー

ベヴィスバワとジェフェリーバワ共には同性愛者であったそうで、ベヴィスバワの邸宅内には、ベヴィス自身が描いた男性の絵が沢山飾られていました。

ベヴィスバワの写真

最後はベヴィスバワが描いたスリランカの絵。各地域の特徴ある建物などが描かれているそうです。スリランカに詳しい人ならそれぞれの絵が何を指しているかわかるみたい。

ベヴィスバワが描いたスリランカの絵。

ブリーフガーデンのアクセス

コロンボから南へ車で2時間程。
ブリーフガーデンはベントタの街から少し離れたところにあります。
非常にわかりにくい場所にあり、最後はかなり細い道が続くので事前によく調べて行くのがベター。

以上、ベヴィスバワの邸宅、ブリーフガーデンのご紹介でした。自然との調和を大切にしていることを感じられたことはもちろん、作品からはベヴィスバワの非常に独特な感性が伝わってきました。

(おしまい。)

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