今回は、世界遺産にも登録されているスリランカ南部の都市ゴールの旧市街をご紹介。(2021年4月訪問)
植民地時代に造られた要塞の街並みが西洋風な雰囲気を醸し出している不思議な街です。
目次
ゴール旧市街とは
ゴールは古くからの港町。スリランカは16世紀からポルトガル、オランダ、イギリスと3カ国の植民地支配を経験しましたが、この植民地の時代に原型が造られたとのこと。今もなお要塞の中で暮らしを営んでいる人々は多く、1988年には世界文化遺産に登録されました。
ゴール旧市街の雰囲気
旧市街入口とその周辺
旧市街は城壁に囲まれており、門をくぐり抜けて中に入ります。バスは中に入れないようで、門の手前にはバスターミナルがありました。
そして国際試合も行われるクリケット場も城壁に隣接しています。
そしてこちらがメインゲート。今はもちろん24時間開いていますが、昔は門番がいたのでしょうね。
植民地時代に使われていた、小さい門(Old Gate)もありました。旧市街への入口は基本的にこの2つだと思います。
メインゲートを入ると、地面がアスファルトから石畳に。
時計塔と城壁
ここからは、旧市街をぐるっと時計回りに歩いていきます。ゴール旧市街のシンボルの1つである時計塔はこのメインゲートのすぐ近くでした。
時計塔は城壁の上に立っており、城壁の上を歩くこともできました。(半周くらいは歩けましたが、1周はつながっていなかったと思います。)
城壁の上を歩いていると、こんな遺跡みたいな場所も。何なのかはわかりませんでしたが、結婚式の写真を撮影している人もおり、写真スポットになっているみたいです。
灯台とビーチ
そして城壁の上をぐるっと半周すると、もう一つのゴールのシンボル、灯台にたどり着きました。
グレーや茶色の城壁が続く中で、真っ白の灯台はとても目を引きます。
そして灯台のすぐ近くから、城壁を超えてビーチへ行くことができました。
ビーチは小さいですが、珍しく大きな木があり、木陰でゆっくり休めるのが嬉しいです。
旧市街のまちなか
そしてここからは街の中へ。
小さな街にたくさんの細い路地が入り組んでいます。
白く塗られた建物が多く、西洋風の建築の雰囲気の中を走るトゥクトゥクを見るのはなんだか不思議な感覚。
こちらは同じような西洋風建物のホテル&レストラン「Fort Bazaar」(フォートバザール)の中。暑い中歩き疲れたので少し休憩しました。かなり綺麗にリノベされている建物も多いです。
そして、街の中にはキリスト教の教会もいくつも見られます。
なお、ゴール旧市街のお店はいくつか別記事にもまとめていますので、こちらもご覧ください!
アクセス
コロンボからは車で2時間程度。日帰りでも来やすい距離ですが、安い宿から高級リゾートホテルまで宿泊場所も豊富なので、ぜひ泊まりで来てゆっくり過ごすことをおすすめします!
ちなみに私が泊まったホテルの記事も作っているので、よかったらご覧ください。
(おしまい。)
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